千葉こども目の教室は、子ども達の読み書きの土台をつくる個別のスキルアップ教室や、作業療法などの療育クラスを併設した民間の完全個別の子ども発達支援施設です。特に発達に特性のある小児の視覚認知の問題に専門性の高いアプローチを行っています。
読み書き困難、不器用さん、見続けるのが苦手な子、今は学校にいかない選択をしている子、様々なタイプのお子さんが来所されています。
当施設は、もともとは成田市にありました田中稔眼科に付属し、医師と視能訓練士らが協力をして視覚認知発達支援を行っておりました。しかし、子どもたちと関わる中で、支援は、目のことだけでは解決ができない課題が多く、ひとりひとりの子どもを理解しサポートするには、多角的にアセスメントをし、子どもの全体像を把握することが重要と理解しました。それから、様々な医療の専門分野や教育現場のスタッフに相談する中で仲間が増えていき、また保護者さまにご協力をいただき成長させていただいた施設です。2021年10月にはここJR佐倉駅近くに移転をし、独立した民間施設として開業しました。「目の教室」の名前の由来はもともと眼科がルーツにあるからです。
現在スタッフには、初期メンバーと変わらない視能訓練士、作業療法士、また公認心理師、言語聴覚士科学生、などがおり、ひとりひとりのお子様を個別に多角的にアセスメントし、多方面からサポートをしています。開所から長く通われているお子様も多くいらして、主に年長さんから中学3年生までのお子様が通っていらっしゃいます。
我々スタッフが、「自分の子育て中にこんな場所があったらよかったなあ」と思えるような施設だと思います。子どもを育てる社会にも課題が多い世の中です。そんな中で、それぞれの子どもが周囲に理解され、社会で生き生きと幸せな気持ちで生活をしていくことができるよう、微力ではありますが、一助となれれば幸いです。
スタッフはみんな楽しく優しい先生ばかりです。どうぞお気軽にご相談ください。


専門的な検査を受けて支援に繋げたい、お子様について総合的に把握したい、今まで色々な検査を各専門機関で受けてきたけど、なにがなんだか理解できていない、読み書きをスムーズにさせてあげたい、など、保護者様によって相談内容は様々です。
視覚認知検査、WISC-Ⅳ、K-ABC、読み書き検査など、それぞれのお子様に適した必要なアセスメントを行います。
アセスメントを通してわかった一人一人のお子様の特性に応じたオーダーメイドのスキルアップ(作業療法、読み書きクラス、目と手の協応クラスなど)を行います。
カウンセリング、ペアレントトレーニング、講座のご受講などを通して、お子様について深く理解していただきます。
療育やトレーニングというものは、一律に漫然とやみくもにやっていても効率がよくないです。しっかりとアセスメント(検査)をして特性がわかったうえで1人1人に適したオーダーメイドのトレーニングすることが大切です。また、苦手なところをのばすトレーニングも必要ですが、得意なところを生かすことや、周囲がそのお子様をしっかり理解をして環境を整えていく、ということがとっても大事です。

うちの子はなんで読み書きができないの?どこに相談したらいいのだろう・・とお困りの方はまずこちらの枠をお取りください。
保護者の方からお子様についてじっくり詳しくお話を伺うことをとても重要なことと考えています。

読み書きに必要な力は眼や運筆の力だけではありません。
当施設の読み書き検査にはURAWSS/Reyの複雑図形検査/STRAW-R/音韻意識検査/など様々なバッテリーから必要な課題を抜粋して行います。
報告書を作成しますので、主に学校で支援や配慮を受ける際に提示して役立ててください。
目は脳みその出店と言われています。
その目で捉えたものをどのように入力して脳で処理し、それらをどう出力(書くなど)しているのかを調べる検査です。
それら一連の力の中でどこにつまずきがあるのかがわかります。
検査をして結果を報告書にまとめ、どのような配慮や支援をしたら良いのかについても記載します。
必要があれば学校の先生にもご説明致します。
まずはお子様が自分の身体のすみずみまで上手に使えているかなど、ボディーイメージ、体幹、感覚入力について詳しく評価を行います。
保護者様に詳しく評価内容と結果をお伝えします。
評価が終わりましたら、トレーニングが必要なお子様だけ、作業療法の療育に通って頂けます。
読み書きが難しいお子さんがICT支援員と一緒に、読み書きではない代替えのツールを使った勉強方法を学びます。
音声読み上げや、板書内容を撮影してノートを作成するなど、日常の勉強を楽に行えるよう指導していきます。
これらは受験の際の合理的配慮にも繋がりますので、知っておくと大変便利です。

①ペアレントトレーニング
望ましい行動を設定するにはコツがあります。お子さまとの関わり方を心理士と一緒に学んでいくクラスです。
②子どもの目の発達トレーニング講座
子どもの目と発達の関係について深く学んで頂くクラスです。
検査やトレーニングを受けてその時に説明をきいても、そののち、「わからないことがある」「新たに問題が出てきたので相談したい」と、なることがよくあります。
そのような保護者さまのためのサポート枠になります。
一度当センターでお子さまが検査を受けられた方でしたら、どなたでもご予約ができます。
発達に特性があるお子さまは、羞明を訴えることや、文字がぐにゃぐにゃに見えると訴えることがよくあります。
そのような症状にはカラーレンズやカラーシートで改善が見られることがあります。
当センターでも何人もそのようなお子様をみてまいりました。
文字がぐるぐるする、ノートが眩しいなど、のお子様の訴えはききもらさず、是非一度ご相談ください。
どのように子供に接したらいいのだろう、子供のどこを伸ばしていったら良いのだろうなど、今抱えていらっしゃる不安をひとつひとつ整理をして前進できるお手伝いをします。
必要なお子様には心理検査を行った上でカウンセリングを開始いたします。
お気軽にご相談ください。

当施設は、どのスタッフも明るく優しい女性の先生です。
どうぞ緊張なさらず、安心していらしてください。スタッフ一同お待ちしております。

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